PICC 経営者のために公益資本主義を

　大久保秀夫会長が自ら企画し、インタビュアーを務めた『王道経営　～これからの経営の在り方とは～』の第13号が株式会社フォーバルから発刊されました。会員の皆様のお手もとには11月初頭までには届く予定です。
　
　本誌でご紹介するのは、「王道経営」「公益資本主義」を理論だけでなく本業で実践されている企業経営者、またこうした考えを各界の第一線で体現されている有識者です。本当の意味で「公益性」を志す経営者が一人でも多く増えていくことを願って2018年10月に創刊いたしました。ぜひ本誌が、皆様にとって公益資本主義について学び、実践するための一助となれば幸いです。
　
　本号の表紙を飾るのは、LIFULLの井上高志社長です。公益資本主義を一文字替えて「公益志本主義」を掲げ、全てのステークホルダーに配慮した経営を実践されています。社中分配や理念浸透のため導入している、独自の人事制度や仕組みは、PICC会員にも大いに参考になると思います。

　もちろん、今回もPICC会員企業にも登場いただいています。東京支部で支部長を務める大塚実業・大塚雅之社長です。事業についてはもちろん、公益資本主義実践のためにどんなことにチャレンジされているかお話いただいています。ぜひご一読ください。

　また今号から新たに、東京商工会議所で実施している『勇気ある経営大賞』受賞企業を紹介するコーナーを設けました。大久保会長から学んでいる通り、独自性を発揮するためには勇気が不可欠です。勇気をもって経営にチャレンジし、キラリと光る独自性で成功している企業の事例、こちらも必読です。

　「王道経営」は隔月で発刊しております。今後もPICCの仲間や公益資本主義に通じる考え方を紹介していく予定ですので、楽しみにお待ちください。次号は12月後半の発刊予定です、楽しみにしていてください。