9月15日の日経MJにPICC東京グループ会員のSacco・加藤俊さんが寄稿した「老舗リブランディング」が掲載されました。
大塚実業 循環型水処理モデルめざす
本記事で取り上げられている老舗企業は、PICC会員企業の「大塚実業」です。布製フィルターの製造販売を手掛けています。専門的には「ろ過布」と呼ばれ、液体から不純物を取り除き、品質と安全を支える産業用の布です。製鉄所、食品工場、酒蔵、陶磁器工場など、水や液体を扱う現場で縁の下の力持ちとして活躍されています。
もともとはエアコン向けのフィルターで8割近いシェアを誇った同社ですが、安価な輸入品の台頭を受け、液体処理向け高精度フィルターに軸足を移しました。「小ロット・多品種・高精度」のオーダーメイド開発に特化することで、他社との差別化をはかり、顧客から信頼を集めています。「お客様が諦めない限り、私たちが共に考え続ける」と語る、大塚社長の熱い思いが伝わります。ぜひご覧ください。