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4月26日の日経産業新聞に前川洋一郎理事の寄稿記事が掲載されました。連載企画「長寿企業の研究」の第35回です。
・上川口屋 親子3代通う駄菓子屋に
今回取り上げられている長寿企業は、東京都豊島区の鬼子母神堂そばにある駄菓子屋、上川口屋です。現店主である内山雅代さんは創業の1781年から13代目を数えます。紆余曲折ありながらも一人商売で歴史をつないできました。
スーパーマーケット、コンビニ、100円ショップ、ドラッグストア、カプセル自販機など、時代の変遷により様々なライバルが現れる等、業界自体が下降曲線を描く中ですが、和裁の副業が身を助けてくれたのです。
さらに最近はコロナ禍の影響も大きく受けていますが、通っていた子供が大人になり、成人式に晴着を店に来てくれたり、親子3代で通ってくれたり、経営の楽しさを感じているそうです。事業承継という大きな課題を抱えつつも、かけがえのない子どもたちの空間を守ろうと、今日も意欲に燃えていらっしゃいます。ぜひご覧ください。