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6月15日の日経産業新聞に前川洋一郎理事の寄稿記事が掲載されました。
連載企画「長寿企業の研究」の第28回です。
・大甚 居酒屋経営、あくなき改革
今回取り上げられている長寿企業は、コロナ禍で外出自粛、時短要請、3密回避が直撃する中、名古屋の繁華街で元気な居酒屋を営む大甚です。現代表の3代目は「保守・伝統」を重視することで老舗を守ってきましたが、後継予定の4代目は革新を掲げ、コロナ禍でもアグレッシブに対応することで、新旧バランスの良い承継が進んでいます。
老舗と言えどもコロナの影響は大きく、昨年度は大きく売り上げを落としました。それでも苦境下の対策は店に変化をもたらし、これまで年配客に押されて入りにくかった若者や女性が増加したり、次の100年を馴染み客と共に作ろうとチャレンジしたクラウドファンディングでは目標の7倍の金額を集めたり、変化をチャンスに変えつつあります。