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4月20日の日経産業新聞に前川洋一郎理事の寄稿記事が掲載されました。
連載企画「長寿企業の研究」の第27回です。
・松廼家 歴史的建物を本格料亭に
今回取り上げられている長寿企業は、洋風おしゃれ文化が売りの港町神戸で、100年超も料亭文化を背負い、生き残ってきた松廼家です。コロナ禍の中、異人館街の歴史的建造物を生かして、本格料亭としてリバイバルされました。人と人をつなぐ場として、新しい文化発信、ツーリズムの場、交流の場として地元への恩返しを行います。
直系4代にわたる女将の駅伝経営の秘訣と、いかなる災厄にも負けない根性は何か? 女将の口から出たのは「松廼家の襷をつないでいきたい」の一言。かわいがって育ててくれた地元、また松廼家という場を残してくれた先祖への恩返しのため、自然と継がなくてはと自覚されたそうです。