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3月9日の日経産業新聞に前川洋一郎理事の寄稿記事が掲載されました。
連載企画「長寿企業の研究」の第26回です。
・江戸三・大和屋 催事で実演、ファン離さず
今回取り上げられている長寿企業は、食の都・大阪で一目置かれる大和煮で知られる江戸三・大和屋です。1871年の創業から当代で4代目となります。
もともと料理屋への仕出し事業で伸びましたが、バブル崩壊後は百貨店での実演販売でファンをつかんでいきました。百貨店には常時店を構えず、物産展や催事のみの販売だが、現在の売り上げは、百貨店が7割、自社の店頭が3割だそうです。
創業から1世紀半、苦しいときは全くなかったという秘訣は、「欲がなかった」「敵を作らなかった」から。誠実信念の商売でただひたすら、いいものを作り続けることに専念してきました。