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10月13日の日経産業新聞に前川洋一郎理事の寄稿記事が掲載されました。
連載企画「長寿企業の研究」の第23回です。
・佐藤養助商店 「家伝」と「社伝」で永続繁盛
今回取り上げられているのは稲庭うどんで有名な秋田県湯沢市の老舗、佐藤養助商店です。うどん作りは雪深い農村の副業として根付き、重要な地場産業として続いてきました。
大きな転機は先代が行った家業から企業への脱皮。全行程をマニュアル化し、工場生産へ転換を果たしました。ただし、機械ではマネができない手作りの製法は残し、顧客の満足と信頼を得ています。また、全国のお客さんに「おいしい、さすが稲庭」と言ってもらえるよう、海外を含め日本全国の主要都市にも出店し、全国ブランドへ成長させました。
いまや地元湯沢市では雇用、納税、地域貢献など大きな存在となった佐藤養助商店。「家伝」と「社伝」の妙を活かしつつ、永続繁盛にチャレンジされています。