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7月7日の日経産業新聞に前川洋一郎理事の寄稿記事が掲載されました。
連載企画「長寿企業の研究」の第21回です。
・YRK and 社名変更、経営理念貫く
今回取り上げられているのは大阪・船場でブランド戦略などを手掛けるYRK andです。下げ札・漆看板といった当時の商いを差別化するための事業から始まり、印刷、デザイン、企画、マーケティングと激動の時代の変化に対応し革新を続けてきました。一昨年、新しいフェーズに向かうため、社名を「ヤラカス館」から「YRK and」に変更されていますが、社名に込められた経営理念は変わらず継承されています。
【ヤラカス】何でもやらかす、人のやらないことをやる
【家良嘉寿】家が良くなり、喜び寿く
【弥樂加寿】いよいよ楽しく、良き年を加える
100年企業は日本中に数多く存在していますが、その多くはモノを作ったり、売ったりする老舗が多い。サービス業も存在するものの、大半は旅館やホテル、貸事務所などハコを活かした事業が多い中、時代に合わせてやり方を変えながら、創業以来の在り方を貫き、存続・継続を果たしている同社は、大いに参考にすべき会社だと感じました。ぜひご一読ください。