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9月28日の日経産業新聞に田中勇一副会長の寄稿記事が掲載されました。
「Smart Times」というコーナーで社会起業大学や公益資本主義推進協議会の関係者を題材に、人間が仕事をしていく上で本当に大切なものは何かを考え、その中で見えてきたものを三方よし、公益資本主義の考えと結び付けていくコラムです。
・「すべての人」輝く公益性を
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO64264860V20C20A9XY0000/
今回取り上げられたのは、福島支部設立準備委員会の太田大さんです。今年のPICC優秀事例発表会にも登壇されました。
太田さんの経営するせいふうケアでは、郡山でデイサービス事業を展開されています。19年には障害児の保育事業をスタート。きっかけは、寿退社した従業員から「障害のある子どもの預け先がなく、働きたくても働けない」という話を聞いたことでした。市や社会福祉協議会に相談しながら、「保育所の全職員が、障害のある子どものお母さん」という新しい事業スキームを考え、施設開設を実現されています。
太田さんの「会社に関わるすべての人を幸せにすること」を考えた、社会性第一の公益資本主義の実践が、独自性・経済性を兼ね備えるビジネスモデルに昇華しました。