PICC 経営者のために公益資本主義を

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【PICC大阪支部】9月度 定例会を開催いたしました。

大阪支部9月度の定例会議を開催しました。

まず冒頭の挨拶として、柳川支部長からの挨拶があり、

王陽明の言葉の紹介がありました。

「人生、照る日もあれば曇る日もある。四面楚歌の中で、眼に涙を浮かべつつ、笑っていなければならぬこともある。そんな時に、心ある友が一人だけでも自分を信じ、暖かく見つめていてくれることがわかると、勇気百倍して、困難に立ち向かっていける」

価値観を共にし公益資本主義で繋がるPICCのメンバーを『心友』として、今後も公益実践企業を増やしていくために大阪支部一丸となって活動していく決意の言葉がありました。

会員企業である和彩厨房KATURAの井上 桂 氏の一言では飲食店のオーナー、そして料理人として企業活動をする中でなかなかPICCとしての活動に参加できない状況から、スタッフにお店を任せられる時間が増え活動に参加できる状況になるまでの話をしていただきました。

大阪支部9月度の定例会議を開催しました。

会員からの一言

PICC会員の松原さんから近況報告をいただきました。
公益資本主義の実践として、他社と競争するのではなく自分も周りも気持ちよく仕事ができるように心がけていますとのこと。
会員からの一言

新入会員からの一言

新しく会員になられた 株式会社あすいろクリエイト 小野さん から一言いただきました。
新入会員からの一言

本日の演題:大阪と公益〜失われたアークを求めて〜

PICC会員の松井製作所 松井さんからの勉強会を開催しました。

・縄文時代(3,000年以上前)の大阪は海の底
・紀元前ぐらいに上町台地が延伸し、海と湖に分かれた。その両方の間の「波が速い」ということで浪速国、「難しい波」から難波国といわれた。この地名は今でも残っている。
・湖中心であった大阪を開発したのが仁徳天皇
・仁徳天皇、国庫よりも民の財布を豊かにすることが政治を実践
・四天王寺で聖徳太子が公益的な試みとして「四箇院」をつくった。
四箇院は四つで構成され、その精神は現在にも引き継がれている。
1.仏法修行の道場である「敬田院(きょうでんいん )」 
2.病者に薬を施す「施薬院(せやくいん)」
3.病者を収容し、病気を癒す「療病院(りょうびょういん)」
4.身寄りのないものや年老いたものを収容する「悲田院(ひでんいん)」
・1583年、織田信長の後継者として豊臣秀吉は大坂城の建築を行う。
・明治の希代のベンチャーキャピタリスト、岩下清周。
・事業の将来性、公益性、経営者の人格を見定め、これと思った人物には惜しげもなく融資を断行。
・大阪の銀行家は人情型が多く、小林一三(阪急グループの創業者)も見出している。

スライド枚数が多すぎて議事できないほどの学びがありました。
一部スライドを共有いたしますが、大変有意義な勉強会となりました。

今後も公益実践企業を増やしていき、公益資本主義をひろげてまいります。

参加者数:19名
記載者:佐藤正隆

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