PICC 経営者のために公益資本主義を

News

PICCニュース

【PICC大阪支部】6月度 特別定例会を開催いたしました。

初の日曜日開催

平日参加が難しい会員企業やゲストのために本年度より日曜日開催を実施致します。

本日はSDGsカード体験ゲームと、鬼丸様(テラ・ルネッサンス)による特別講演の豪華二本立てです。

森本氏によるSDGsカードゲーム

森本氏によるSDGsカードゲーム

まずはテーブルごとに分かれて自己紹介。
名前、何をしているか、参加の目的・ゴールをお互いに知るところから始めます。

そしてSDGsとはどんなものなのか?を動画も交えながら学んでいきます。
17のゴールがどんなものかもひとつずつ森本氏からご説明頂きました。

いよいよゲームに移ります。ゲームの進行方向をわかりやすく教えていただきます。
ゲームではありますが、この会場内は現実社会と同じ取引を可能として進めていきます。

各チーム頭を振り絞って未来を考えていきます。
経済・環境・社会について常に状況把握を意識しながら様々な判断をしていきます。
目標は2030年に向けてチームごとに設定したゴールを達成することです。   楽しむだけでなく、ゲーム後には振り返りの時間も取りました。
ゲームの前半・中盤・後半・最終で自分が「何を感じていたか」をテーブルでシェア。
最後は会場全体で振り返りを行い、世界がどう動いたか?自分たちはどう感じたか?を疑似体験することができました。
『世界はひとりひとりが様々なゴールに向かっているが「悪気なく」良くない結果(環境破壊など)になることもある』というような話も出ました。   最後は森本氏からの総括。
「安いスナック菓子が地球温暖化につながっている」を例題に、私たちひとりひとりの行動・判断が世界で起きている様々な問題につながっていることを学びました。
「世界はつながっている」そして「私も起点」ということです。

鬼丸氏による特別講演

「コンゴの戦闘、エボラ出血熱と私たちの生活はつながっている」というショッキングなお話から始まりました。
 
「視点を変えることが大切」
私たちの生活における選択の連続が、世界の問題につながっている。
私たちの生活にささやかな変化をもたらすことで問題への解決が始まる。

「信じる」と「期待する」のは違う。
信じることは誰でも無条件でできる。
自分たちの生活に世界が抱える問題がひそんでいることをまず知ること。
そしてそれを自分たちの生活を変化させることで、問題解決に近づくことを「信じる」ことが、
私たちにできることである。

決心ではなく覚悟。
『覚悟とは「ある目的に向かっていくなかで訪れる様々な事象をすべて受け止める心構え」である。
今日学んだSDGsについても知ることができたら、最後はすべて取り組んでいかなくてはならないことも知ってほしい』   SDGsに取り組むために一番必要なものは「関心」であるということを学びました。
ひとりひとりがまず関心を持つこと。無関心から抜け出して関心の輪が広がっていくことで世界は明るくなっていくということです。

世界はつながっている

森本氏、鬼丸氏の話に共通するのは私たちの日常生活は世界と当然に繋がっているということです。
私たちが少しでも関心を持つことを始め、日常生活に少しずつ変化をもたらせていくことが地球益に貢献することであると学びました。

参加者:39名(会員 15名、一般 24名)

一覧に戻る