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「第10回 マイコミュニティフォーラム in 大阪」のご報告

 

 

 公益資本主義推進協議会大阪支部は、2017年12月2日に大阪能楽会館で「第10回マイコミュニティフォーラム in 大阪」を開催しました。

 

 マイコミュニティフォーラムは、「私たちの社会“OFFからONへ”」をテーマに、若者や子育て世代に自分たちの周りにはさまざまな社会があること、そしてそれはいろいろな関わり方があることを再認識していただき、問題意識を持ってもらうこと。そして、そのために何かできることから行動に移してもらうためのきっかけづくりの場を提供することを目指し、全国の主要都市で開催しています。

 

  

 今回のテーマは「SOCIAL GOOD PRESENTATION」として、ソーシャルグッドな活動をしている団体にご登壇いただき、活動内容についてプレゼンテーションを行っていただきました。

 そして、来場者全員の投票により、応援したい団体No.1を決定し、実際に活動が促進できるような賞品を用意することによって、“投票による社会参加”を疑似体験できるフォーラムとしました。

 

 

 

 

 NEWS ZEROメインキャスターの村尾信尚さんの基調講演を皮切りに、社会貢献活動を行っている各6団体※のプレゼンテーションへとフォーラムは進んでいきましたが、どの団体の発表も熱量が高く、心を震わせる、とても素晴らしいものでした。

※(株)KUROKAWA、リタワークス(株)、NPO法人Mielka、(一社)STUDY FOR TWO、

  TSURiHA、Genus

 

 その結果、来場者118名による投票により、「勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できる世界に」を掲げた一般社団法人STUDY FOR TWOが優勝となり、優勝盾と動画制作費50万円相当が贈呈されました。

 また、審査員特別賞には、空き家0プロジェクトのGenusが選ばれました。

 

 

 

 空き家0プロジェクトのGenusは、空き家問題に対する一般的なイメージと現実の違いについて説明をするだけではなく、代表3名による寸劇型プレゼンテーションという斬新な手法で会場を沸かせていました。

 

 優勝した一般社団法人STUDY FOR TWOは、これまでの活動の中で、勉強できない子どもたちのために、1000万円以上の現物支給支援を行っており、累計1600人を超える子どもたちを支援しています。また学校に通えない子どもたちのために、バングラデシュでの中学校建設支援を行うなど、学生団体でありながら実践力と、実績が伴っている素晴らしい団体です。プレゼンテーションでは、団体の代表である鉾立 春響 (Haruki Hokotate)さんが、世界には勉強したいと願っていても、それが出来ない子どもたちが、日本の人口と同じくらい存在しているんだと、落ち着いた口調ではありましたが、重みのある言葉で、熱く語っていただきました。そしてそれは、来場者の心を揺さぶる感動的なプレゼンテーションでした。

 

 今回の開催では、企業2社が参加した中で、学生団体が優勝、審査員特別賞のダブル受賞となり、来場者の皆様にとって、学生団体の高い志と、社会貢献活動を実践しているという事実は、正にスイッチがOFFからONへと切り替わるきっかけになったのではないでしょうか。

 

 

 次回の大阪開催は10月頃を予定しておりますが、SOCIAL GOOD PRESENTATIONの第2段として、来年早々から準備を進めて参りますので、是非ご参加頂ければ幸いです。

 

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<優勝団体のご紹介>

(一社)STUDY FOR TWO

ホームページ

http://studyfortwo.org/

FACEBOOK

https://www.facebook.com/STUDYFORTWO42/

 

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