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第一回PICC東京支部カンボジアツアー報告

 

 

公益資本主義推進協議会(PICC)東京支部として初となるカンボジアツアーをおこないました。

 

 
〇ツアー目的
 ①カンボジアの教育現場を視察し、支援の必要性と方向性を確認する
 ②カンボジア人材(高度人材/技能実習生)の現状を視察し、ビジネスへの活用を考える
 ③観光を含め、会員間の交流を図る
 

 

 

〇参加者
途中参加者を含め、
 支部PICC会員 5名
 他支部PICC会員 2名
 その他(会員企業社員)2名
での開催となりました。

 

 
〇スケジュール
5/26 日本出発
5/27 アンコールワット観光
5/28 スレイン村小学校視察
5/29 シーセフリーダーズアカデミー/シーセフビジネストレーニングセンター視察
   トゥールスレン収容所、キリングフィールド訪問
   クラタペッパー訪問
5/30 孤児院での炊き出し
   NGO Pay it Forward運営日本語学校視察
   躍進会運営の日本語学校にてスピーチコンテスト
5/31 成田着
 
スケジュールのうち、
 スレイン村小学校視察
 シーセフリーダーズアカデミーシーセフビジネストレーニングセンター視察

 NGO Pay it Forward 活動視察
 躍進会日本語学校スピーチコンテスト
について、ご紹介させていただきます。

 

 
〇スレイン村小学校視察
バンテアイ・ミアンチェン州スレイン村小学校は、シェムリアップから片道二時間に位置する小学校です。
2017年PICC東京支部が主催したマイコミュニティフォーラムin東京に参加をしてくれた学生団体「カンボジア笑縁団体Momojiro」が小学校の建築を目指し活動し、2018年3月完成させた場所です。
(Momojiroさんおつかれさまでした!)


 
PICC東京支部としても、所属企業が、講演会後援、就職イベント共催など様々な形で、本小学校の建築に関わったこともあり、またカンボジア農村部の教育についての学びたいという思いもあり、今回ツアー最初の視察地としました。


 
現地では、まだ旧校舎も使われていましたが、新校舎ができたことで、同時間帯に別々の授業を背中合わせでおこなうという状況は解消され、教育環境は改善されたようです。
同じく日本からの支援で図書館なども完成しており、今後スレイン村の教育環境の向上につながることを期待しています。


 
一方で、衛生面(トイレ、校庭の清掃)などでは、まだまだ問題があると参加者一同が感じ、今後PICC東京支部として継続的に同小学校に支援をおこない、支援のモデルケースをつくっていければと考えています。
 
 
〇シーセフリーダーズアカデミー・シーセフビジネストレーニングセンター視察
プノンペン移動後、シーセフリーダーズアカデミーを視察しました。
https://cla.ciesf.org/

現在はまだ幼稚園のみの運営ですが、カンボジアの一般的な学校では行われない体育や美術の授業が行われており、レベルの高さを感じました。

 
スレイン村小学校が、カンボジアの一般的なレベルだとすると、その教育レベルはハードの面だけではなく、ソフトの面でもいずれ向上していかなければならず、その意味で、シーセフリーダーズアカデミーを運営するシーセフがトップラインをあげていくことはとても重要であると感じました。
http://www.ciesf.org/

 

いったん施設を離れて、トゥールスレン・キリングフィールドを訪問後、シーセフビジネストレーニングセンターを視察しました。

見学後、普段日本語を学んでいる学生たちからクメール語を教わって、発表するという語学力のないPICC東京支部メンバーにとっては冷や汗ものの体験をさせていただきました。(させられました笑)

 
すでに、PICC東京支部ないしその会員企業はシーセフを支援していますが、今後も継続、拡大していく必要性を確認できました。

 

 

〇NGO Pay it Forwardの活動視察

https://peraichi.com/landing_pages/view/pif

カンボジアのNGO 団体「Pay it Forward」にアテンドいただき

 ・孤児院でのラーメン炊き出し

 ・NGO Pay it Forward運営の日本語学校の視察

をさせていただきました。

やらない善よりやる偽善という団体のモットーを感じられる活動でした。

 

 

〇躍進会日本語学校スピーチコンテスト
日本の医療法人社団躍進会が運営する日本語学校を訪問しました。
https://yakushinkai-cambodia.com/

単に見学するだけではなく、PICCメンバーが審査員となる日本語スピーチコンテストを開催していただきました。
もちろん聞き取りやすいスピーチだけではありませんでしたが、やる気をもって、元気に、礼儀正しく取り組んでいる姿が印象的でした。

 

同学校では、日本語だけではなく、実際に日本で就業した後の生活なども意識して、ごみの分別、部屋の清掃など集団生活の基本も教えており、レベルの高さが感じられました。

 

 
〇今後の展開
東京支部として、10月に再度カンボジアツアーを企画しています。
今回の第一回ツアーで学んだことを活かしつつ、
 ・スレイン村小学校への継続支援
 ・SES会議出席
 ・地雷被害者への支援をおこなうNPO法人の支援現場の視察
などより発展したコンテンツにし、単発ではない継続性のある学びと支援を目指していきます。

 

 

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