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100年企業研究委員会「全国会議」に鈴木委員長が参加しましたので報告いたします
文書作成者:PICC宮城支部100年企業研究委員会・委員長 鈴木啓也
1.活動名
100年企業研究委員会 全国会議
2.参加者
本部:須田憲和組織運営本部長、前川洋一郎理事、寺田耕治会長補佐、田村英治事務局長
福島:久我和也委員長、塙啓之副委員長
東京:河合広介副支部長
愛知:加藤克弘副委員長
大阪:簾博文委員長、委員会メンバー
広島:光廣昌史会員
宮城:早瀬渉副支部長、鈴木啓也
3.活動の目的
・ 全国の教育支援委員会が結束するきっかけとする。
・ 各支部の活動内容についてお互いに情報交換する。
・ 来年度以降の活動のヒントを見出す
4.活動スケジュール
11:00 前川理事より
11:10 支部報告事項
11:45 質疑応答
5.内容
前川理事より、会社としての考え方の根本のお話を頂いた。
100年を越える企業、100年を目前に倒産する企業がある中でその違いはどこにあるか。
要因は様々あるが、本質的にはその企業に少しでも「公(おおやけ)の心」があるかどうかであり、会社が誰のものか原点に返って考える必要がある。
社長は会社を私物化せず社会の公器と考え、より社会のため、お客様のため、従業員のため、取引先のためと考えるからこそ長く続いていく。それに小さい会社、大きい会社も関係ない。
支部報告事項では、各支部の今年度の活動報告、今後の計画、課題の共有を行う。宮城としては2月に訪問した株式会社アミノ、8月に訪問したホテル佐勘様へU25会員と共に訪問した活動の報告、来年も年2回の訪問を年間スケジュールで計画していること、全国の会員企業への共有の方法を課題として考えている旨を共有。
報告、計画については特に質問はなく、課題については100年企業の全体スレッドのような取り組みを検討しようという話になる。大阪支部では座学をメインにした活動を行なっているとのこと。
質疑では、訪問企業へどうつながるかの話がメイン。前川理事は手紙を書く、電話、紹介などあらゆる手を使う旨を回答。宮城支部としては前川理事に「100年企業についてこれは聞いておいた方が良いという話やポイントなどはありますか?」と質問。前川理事は「ストーリーをHP、写真、新聞、本などでしっかり理解して事業承継、天災など必ずあった転換期をどう乗り越えたかを聞くのが良い、それを5問くらい準備したらポイントを抑えられる」と回答。東京支部では、15問くらい質問を考えてからお伺いするという話があったが、宮城支部としては各社課題の内容が違うため、前川理事からの回答をメインに委員会として準備する流れとする。もちろん会員企業からの質問が優先。
今回、会議への参加は他支部との横のつながりをもつことができ、また各支部の活動内容を知れる良い機会になった。質問事項の準備や他支部への周知面での改善、新規訪問先の選定方法の種類など多くの気づきを得られるとても良い機会だった。前川理事や他支部活動を参考に宮城支部100年企業研究委員会として活動をより会員が参加しやすい仕組みづくりを進めていきたい。
以上