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【PICC宮城支部】VSOP活動で表彰されました

 

【PICC宮城支部】VSOP活動で表彰されました

  

VSOPとは、Volunteer Service One day Projectの略で、本業を通じて定期的に地域へ社会貢献を行う運動です。

  

一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)宮城支部の途上国支援委員会・上野委員長が、大久保秀夫会長より表彰されました。

 

 

 

 

  

 

上野委員長の本業は、株式会社アミノの代表取締役として、宮城を中心に、関東や海外に40店舗の鮨屋、飲食店を展開するグループです。

  

 

 

「木を植える鮨屋」プロジェクト

~「千年希望の丘」植樹活動 ~

  

千年に一度と言われた未曾有の津波から三陸沿岸の地域を守るため、震災ガレキを中心とした再生資材を活用した丘(マウント)を構築し、その土壌に波風から何千年も耐え抜いてきた三陸の潜在自然植生林から種を拾い、育てた苗木を植樹する活動です。津波の力を減衰させる津波除け「千年希望の丘」としての役割だけでなく、後世の人々へ前回の東日本大震災と津波被害の大きさや地元住民の想いをつなぐためのメモリアルパークとしての役割も担っています。 また、防風林であった「クロマツ」の代わりに、防災林になり得る「タブノキ」などの照葉樹林を植えることで沿岸の「森の防潮堤」を実現します。 コンクリートの防潮堤も併用しますが、基本方針に「自然の驚異」には「自然の力」で対抗することを前提として、劣化するものをできるだけ使用せず自然に成長していく樹木で地域を守ります。 全国のボランティアや地域住民の協力を得て、本来その地にあるべき植生林のどんぐり拾いから始まり、各家庭で1~2年間苗木を育て、育苗した上で植樹します。 岩沼市を中心に官民一体となって取り組んでいるこの運動は、広く三陸沿岸の各自治体に対して持続可能な防潮堤づくりの見本となっています。防潮堤植樹活動の輪を広めるべく私の地元である石巻市と協議し、検討を始めています。植樹した木々が森となって岩沼市沿岸を中心に三陸沿岸に広がっていく活動を推進し、長期的プロジェクトとして取り組んでいます。活動を通して昨年、地域社会貢献・環境配慮部門 農林水産大臣賞受賞させて頂きました。まだまだ、経歴も浅い運動にはなりますが、沿岸部はもちろん山岳における森林の植樹活動プロジェクトも合わせてご報告出来るよう推進していきます。

  

◆運動(活動)実施に至る背景

「津波から地域を守るためと海の海産物を守るため」に始めました。 津波からの防災対策としては勿論のこと、鮨屋の源である海産物、それら海の食物連鎖の底辺である「植物プランクトン」の適度な栄養素を守るため、植樹活動を始めました。植物プランクトンの必須栄養素は、川から流れてくる「フルボ酸鉄」にあります。専門的には、木々が枯れ葉を落とし、土に還る過程でフルボ酸を発生させ、そのフルボ酸と土中の鉱物である鉄が結合し、「フルボ酸鉄」になります。 非常に細かい「植物プランクトン」の細胞膜を浸透できる唯一の鉄分です。 植物プランクトンは人間同様、鉄分を摂取できなければ、あらゆる栄養素を細胞に送ることができません。 「森→土→雨→川→海→海産物」この循環を三陸の恵まれた漁場では何千年も繰り返して来ました。人間の「消費の100年」でこの循環が崩れかけています。 我々は、本業である寿司文化を守るためにも植樹活動を続けて参ります。 そして、木を植えることで豊かな森を育み、土を好み、川を育て、海を愛します。

  

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VSOP運動

http://nippon-saiko.jp/vsop/

 

 

 

 

 

 

 

 

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