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CBW・PICC宮城支部「高校生国際交流ディスカッション」を開催しました
🔹2018年9月1日
🔹電力ビル会議室
🔹11:00〜15:00
「3.11東日本大震災の経験を世界平和と人生に活かす」
◇活動の背景と目的◇
2011年3月11日14時46分に発生した世界最大規模の東日本大震災は日本のみならず全世界に衝撃と悲しみをもたらしました。多くの尊い命を奪った3.11を我々は決して忘れてはいけない。大切な家族が失い、家を失い、仕事を失い、そして、心を失った人たちがたくさんいます。この活動では、東日本大震災を経験した方々と、3.11からの出来事を、どのように我が事と捉え、自分の人生に活かし、世界平和、地球益につなげていくかを、日本の学生、韓国の学生とともに議論、ディスカッションする場とする。また、国際交流と支援活動を通し、交流を図る。
公益財団法人クロスボーダーウィング(CBW)と
一般社団法人公益資本主義推進協議会 宮城支部の共催活動は、
韓国、東京、宮城の「高校生国際交流ディスカッション」として開催しました。
司会進行である、PICC宮城支部・野地副支部長の挨拶から始まり、
PICC宮城支部支部長による開会の言葉では、自身の東日本大震災での災害復興支援団体の活動の経験を踏まえ、人生においての大切なことは「心の在り方」だと高校生たちに話しました。
クロスボーダーウィングの理事長であり、公益資本主義推進協議会の会長である、大久保秀夫氏より、クロスボーダーウィングの役割や活動内容、また、将来に向けてのビジョンをお話いただきました。
基調講演では、PICC宮城支部・早瀬副支部長より「被災地支援事業」の取り組みやビジョンを、
PICC宮城支部・途上国支援委員会・上野委員長からは「被災地支援活動」の取り組みやその意義を話していただきました。
後半は、PICC宮城支部・教育支援委員会・吉田副委員長がモデレーターとなり、高校生に向けたディスカッションがスタートしました。
2日目のメインイベントになるこのディスカッションは、2日間に渡る活動と交流を通して何を感じたか、どう人生に活かしていくかを高校生中心となり行いました。
最後に、お迎え時の横断幕に高校生全員で各々のメッセージを書き、韓国の皆様に記念品として横断幕を贈呈しました。
大久保会長から、2日間の総評を頂き、野地副支部長の閉会の言葉で幕を閉じました。
東日本大震災から学び、その経験を人生に活かすという、高校生に対する活動とディスカッションでしたが、開催した我々大人たちも心に残る活動となりました。
貴重な機会を与えてくれた大久保会長や関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
また、多忙な中、企画、準備など、この活動のために動いてくれた宮城支部の仲間たちに改めて御礼申し上げます。