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2018年3月13日、一般社団法人公益資本主義推進協議会は社員総会を開催しました。全代議員にご出席いただき、議案として上程していた平成29年度決算の件、役員選任の件、定款変更の件は原案どおり承認可決いただいております。最後には、大久保会長から今年度の方針についても発表されました。
また、総会後は昨年に引き続いて2回目となる優秀事例発表会を開催し、7つの分野別に選抜された活動事例について会員企業によるプレゼンテーションが行われました。
【優秀事例を発表いただいた会員の皆様】
1.公益資本主義の実践部門
福岡支部 飯田 剛也 様(株式会社タウンズポスト)
2.100年企業研究部門
宮城支部 尾形 哲也 様(株式会社フロム・インパクト)
3.MYCOフォーラム部門
宮城支部 野地 数正 様(株式会社IDENTITY)
4.MYCOフォーラム部門
東京支部 山口 勝宏 様(株式会社FISソリューションズ)
5.地域活性化支援部門
大阪支部 矢野 浩一 様(クジラ株式会社)
6.教育支援部門
宮城支部 鈴木 嵩弘 様(株式会社サンチャイルド)
7.会員交流部門
福岡支部 古屋 純平 様(株式会社レジャーリンク)
8.途上国支援部門
東京支部 長谷川 高志 様(株式会社セイファート)
全国から多数寄せられた事例の中から厳選されただけあり、いずれの事例も今後の活動の指針となる素晴らしいものばかり。「PICC活動は昨年より確実にレベルアップしている」と、参加した全会員が確信できるレベルの高いプレゼンテーションが披露されました。
その中で最も優れたプレゼンテーターとして、株式会社IDENTITYの野地 数正さん(宮城支部)に「2017 PICC MVP賞」が贈呈されました。野地さんには、宮城支部主催で実施しているマイコミュニティフォーラムについて、宮城支部での活動実勢、そこから生まれたYouthQuakeな波及効果についてわかりやすくご紹介いただいています。
※YouthQuake:若者による社会的地殻変動の意。2017年のオックスフォード英語辞書「今年の英単語」に選ばれた合成語。
「2017 PICC MVP賞」を受賞された野地数正さんより
素晴らしい賞をいただき本当にありがとうございました。賞を取れるとは思っていませんでした。
PICCは非常に崇高な理念に向かって活動しているため、日々の活動でどれだけ目指すところに近づくことができたのか? どのような成果につながっているのか? なかなか感じることが難しいという方もいらっしゃると思います。いま宮城支部では、それをどうしていけばいいか? ということを話し合っています。
マイコミュニティフォーラムを含め、一つ一つは地道な活動ばかりだと思います。でも、それは決して無意味なことではありません。今回、YouthQuakeな事例として紹介させていただいたこと以外にも、私たちの活動やそこで投げかけた言葉によって、その後の人生が大きく変わったという人は、実はたくさんいると思っています。私自身、PICCやここにいる仲間との出会いによって大きく人生が変わりました。
ですから、活動成果がすぐに見えないからやめたり諦めたりするのではなく、小さな活動でも長いスパンで見たときにどのように成長していくのか? そんなことを楽しみにしながら今後も活動を続けていきたいと思います。
地元の宮城に戻り、協力してくれた皆にこの報告ができることが本当にありがたいと思っています。本日はありがとうございました。
また、優秀事例発表会にエントリーされた全事例を対象に、予選会で獲得した合計得点が最も高かった宮城支部には「2017年度 最優秀支部賞」が贈られています。昨年度に引き続いての受賞で、二連覇となります。
「最優秀支部賞」を受賞された宮城支部を代表し、三本菅支部長より
2017年、皆で力を合わせてやってきた結果、最優秀支部賞を受賞することができ本当に嬉しく思います。私自身には大した力はありませんが、3人の副支部長が支えてくれました。
去年も宮城支部はこの賞をいただいていますが、それに満足することはありませんでした。「自分たちは何のためにこの活動をしているのか?」「まだまだできることがあるだろう」と、皆で毎月のように議論を交わしてきました。その結果として、今回も賞をいただけたのだと思っています。
来年の3月、この最優秀支部賞を三連覇できるよう、また他の支部の皆さんの模範になれるよう、2018年も頑張っていきたいと思います。どうもありがとうございました。
その後は懇親会も催され、全国から集った会員同士、そして役員も含め活発に親交がはかられ、これからのPICC活動をさらに発展させていくべく、決起をいたしました。
2018年度も公益資本主義を学び、実践する経営者団体として、①富の分配における公平性、②経営の持続性、③事業の改良改善性を追求していくことに、会員一同全力で取り組んでまいります。
以上