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第10期社員総会および第8回PICC優秀事例発表会を実施いたしました

MVPに愛知・奥村雄介さん、最優秀支部賞は接戦を制し東京支部が四連覇

  
 2024年3月12日、一般社団法人公益資本主義推進協議会(PICC)は社員総会・優秀事例発表会を開催し、リアル52名、Zoomで9名の方に参加いただきました。冒頭の社員総会では、議案として上程していた2023年度決算、役員選任、定款変更は原案どおり承認可決されています。

  

 議事後には、会長である大久保秀夫から「次世代のリーダーに求められること」というタイトルで講話がありました。時代の変化が大きい昨今だからこそ、会社を率いるリーダーとして本当に大切にすべきこと、また人として目を向けるべき本質について、大久保会長の経験や事例を交えながら共有していただきました。
 

 

 講演後は、8回目となるPICC優秀事例発表会を開催し、全国から選抜された5名の会員による活動事例のプレゼンテーションが行われました。

  

【優秀事例を発表いただいた会員の皆様】

1.公益資本主義の実践部門

  大阪・矢野 浩一 さま(クジラ株式会社)

2.PICC プレゼン部門

  東京支部・大塚 雅之 さま(大塚実業株式会社)

3.公益資本主義の実践部門

  愛知支部・奥村 雄介 さま(興亜商事株式会社)

4.U25チャレンジ部門

  愛知支部・籔内 龍介 さま(U25/株式会社Lirem)

5.公益資本主義の実践部門

  東京支部・谷川 宏樹 さま(株式会社アイ・コンサルティング)

    

    

 その中で最も優れたプレゼンテーターとして、興亜商事株式会社の代表を務める奥村雄介さん(愛知支部)に「2023 PICC MVP賞」が贈呈されました。奥村さんは5年ぶりの登壇でしたが、前回に引き続いてのMVP獲得となります。

 奥村さんからは、興亜商事で取り組まれているカンボジアにおけるごみ処理事業について、5年前からの変化、進化についてご紹介いただきました。海外進出という高いハードルに挑戦し、外からはうかがい知れなかった艱難辛苦を乗り越えながら、日本でも、カンボジアでもファミリーのような会社づくりを行い、更なる発展に挑戦されている様子に、審査員からも、観覧者からも、大きな共鳴・共感が集まりました。

  

「2023 PICC MVP賞」を受賞された奥村雄介さんより

 受賞させていただきありがとうございました。大久保会長、PICCと出会い、アドバイスされたことをひたむきに実践してまいりました。本当に苦しい時に気付いたのは、PICCの活動を通して得られた仲間、いまもそうですが皆さんが私の一番の力になっているということです。
 賞をいただいたことはもちろん嬉しいのですが、本日の大久保会長の講話をお聞きして、「あー、まだまだダメだ」「自分は甘かったな」と決意できたことは、それ以上に頑張る力をいただいたと思っています。大事な社員が、カンボジアにたくさんいます。その社員と一緒に頑張るのですが、実は日本にいる社員も一生懸命頑張ってくれています。日本でも、世界でも公益資本主義を実践して、たくさんの笑顔をつくっていければなと思います。皆さん、これからもよろしくお願いいたします。
 

 また、東京支部には「2023年度 最優秀支部賞」が贈られています。福岡支部と僅差で競っていましたが、最後の事例発表動画のエントリー数と審査ポイントで逆転した東京支部が4年連続の栄冠を勝ち取りました。

「最優秀支部賞」を受賞された東京支部・大塚支部長より

 今回、四連覇をさせていただきましたが、毎回言っている通り、私一人の力なんてほとんどありません。今日も参加してくれているみんなが協力してくれてのことです。自分ができない細かい事務連絡、会員の交流の企画運営、企業間の取り持ちやサポートを東京支部の仲間が、私に代わって行ってくれています。また、時には会社の悩みを聞いて、アドバイスをしてくれる頼れる仲間もいます。いてくれるだけで場を和ましてくれる、そんな仲間もいます。みんなが協力しながら、お困りごとをお互いに解決しながら、時には厳しいことも言い合える仲間であることがとても重要だと思います。
 加えて、東京という地の利も大きいと思っています。他の支部の皆さんが、何か事あるごとに駆けつけていただき、活気づけていただけることが非常に多く、皆で学んで、皆で一緒に頑張っていこうという意識が自然と高まるからです。東京だけでなく、全国のPICC会員の皆さんと一緒に協力してこられたおかげです。本当にありがとうございました。 

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