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PICCの出前授業が日刊工業新聞で紹介されました

 

 11月24日、藤沢市立鵠沼中学校の一年生7クラスで実施した出前授業の様子が、12月8日の日刊工業新聞で紹介されました。

 

 PICCでは、未来の財産である子供に対して、働くことの意味や将来の夢を考えるきっかけを作るべく、全国各支部の教育委員会を中心に「出前授業」に取り組んでいます。PICC会員の企業経営者が、学生に自身の経験や思いを直接伝え、「働くことの意義・喜び」「学ぶことの大切さ」「社会の中で自立すること」などについて、考えてもらうきっかけにしてもらうことが狙いです。

   

  

 

 今回の開催は、今年の2月に藤沢市立第一中学校で開催した授業が学校関係者から好評だったことから、近隣の鵠沼中学校からも要請をいただいたものです。

 鵠沼中学校での出前授業では、単発ではなく複数回(3回)にわたり同じ生徒に継続的に実施していくことが特徴です。初回となる今回の授業では「働くとは?」をテーマにスタートしました。今後は、「将来、どんな職業に就きたいか?」「その職業になるには?」ということを、順を追って考えてもらうカリキュラムを予定しています。職業適性診断や職業人インタビュー、職業体験学習など、学校が実施する取り組みとも連携を取りながら、学生に広い視野を持ってもらい、希望する仕事に就くための方法論を生徒自ら考えてもらうという実践的な機会を提供していきたいと考えています。

 

 PICCは社会貢献活動の一環として、経営者による子供の教育支援活動、「出前授業」をこれからも日本全国で推進してまいります。

 

 

鵠沼中学校・加藤元浩先生からのコメント

 

 藤沢市立鵠沼中学校第一学年では総合的な学習の時間の一環として職業学習に取り組んでおります。これまで、教室にて職業調べや自分の適性について考えるといった取り組みをしてきました。生徒の職業観を更に深めるために実際に企業でお仕事されている方の生の声を聴かせていただきたいと考え、PICC様に協力を依頼させていただきました。

 職業学習は「キャリア教育」や「進路学習」など様々な言い方がされていますが、いずれも生徒の卒業後の生活に向けた学習だと思います。日常の学校生活にも大切な要素はたくさんありますが、今回のような職業学習は、生徒一人1人が卒業後も幸せな人生を送る上でとても大切であると思っております。

 生徒達も普段と違った環境の中で学べる機会ということから、興味津々で授業を聴いていました。「働くとは?」「働く意義とは?」など、職業を考える上で根底となる部分についてよく学べた様子でした。授業後、生徒達から発見や気付かされたことがたくさんあったという発言が多数あり、職業について考えるきっかけとなり、今後に向けてもいい変化をいただけた授業となりました。

 今後、1月30日・6月上旬にも職業学習としてPICC様に授業をしていただけますので、生徒の職業観が広がり、進路に向けた可能性が広がることを期待しています。

 

  

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