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「第6回マイコミュニティフォーラム in 宮城」を開催しました

   

  

 公益資本主義推進協議会宮城支部は2017年6月17日、エルパーク仙台 スタジオホールで「第6回マイコミュニティフォーラム in 宮城」を開催しました。

   

  

 マイコミュニティフォーラムは、「私たちの社会“OFFからONへ”」をテーマに、若者や子育て世代に自分たちの周りにはさまざまな社会があること、そしてそれはいろいろな関わり方があることを再認識していただき、問題意識を持ってもらうこと。そして、そのために何かできることから行動に移してもらうためのきっかけづくりの場を提供することを目指し、全国の主要都市で開催しています。
   
 宮城地区で2回目となる今回は、『~未来をつくる~ SENDAI学生会議「地域活性って何だ!?」』をテーマに開催。東北10000人会議、学魂祭実行委員会、高校生連携協議会の他、多くの学生に参加していただき、オープン・スペース・テクノロジーを取り入れたワークショップを行いました。
 オープン・スペース・テクノロジーとは、あるテーマについて、参加者自らが課題や話題を提案し、興味のある人同士が集まって議論を行い、自主的にスケジュールと参加形態等を決めていくワークショップの方法です。ファシリテーターは東北10000人会議発起人の田中草太さんに務めていただきました。

  

 

 今回、参加してくれた学生から発議されたのは、「仙台に足りないものについて皆で考えたい」「貧困層が広がっている北アフリカの人々を救いたい」「地域活性化のため広告の力で人を動かせるようになりたい」等、とても広くて深いテーマばかり。100名を超える全参加者が自分の興味のある議題に参加し、10代から50代まで、老若男女の隔てなく議論していきました。
 短い時間でしたが、「一番足りなかったのは、自分の仙台に対する知識だったとわかりました。仙台からほとんど出たことがないので、仙台の持っているたくさんの魅力に気付いていませんでした」 「自分の発議にこんなにたくさんの人が集まってくれて嬉しかったです。高校生として生活していると、普段はなかなか大人の意見を聞く機会がありませんので、このような機会を設けていただいて良かったです」「実際に広告代理店で働いている方がいてビックリしました。やはり広告・デザインの世界は無限大に広がる、将来につなげたい夢だと実感しました」等、多くの気付きや情報を持ち帰っていただくことができたようです。

  

 

 学生や社会人に混じって議論に参加していただいたNEWS ZEROメインキャスターの村尾信尚さんも、「今日のように何かを発信して人から意見を得ることは、今の時代であればインターネットでもできることだと思います。だけど、今日のように一つの場所に多くの人が集まって話し合う空間では、相手の表情やしゃべり方、服装、そういうもの全て含めていろいろな情報が入ってくるので、インターネット空間とは質的に全く違う情報交換ができているなと強く感じました」と、フォーラムで提供した話し合いの場の価値について、高く評価いただいています。
   

 また、このような場に多くの若者が集まってくれたこと、そしてその若者たちがそれぞれ興味のある分野は違えど、「社会に対して貢献したい」という熱い想いを確認し、共有できたことは、私たちにとっても、参加してくださった皆さんにとっても価値のあることだったと思っています。せっかく生まれた今回のつながりを、ぜひ今後の活動に活かしていきたいと思います。
    
 次回のマイコミュニティフォーラムは7月22日の東京です。開催地域によってテーマやプログラムが少しずつ変わるマイコミュニティフォーラム、次回はどのような出会いと決断が生まれるのか? どうぞご期待ください。 

  

  

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